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浅間山「マグマ水蒸気噴火」だった~気象庁

2015年6月18日 19:49

 気象庁は、群馬と長野の県境にある浅間山で16日に起きた、ごく小規模な噴火は「マグマ水蒸気噴火」だったと発表した。

 16日、ごく小規模な噴火が発生した浅間山で、気象庁などが周辺に降った火山灰を調べた結果、マグマ由来の物質が含まれていた事が新たにわかった。こうした事から、今回の噴火は「マグマ水蒸気噴火」だったとしている。

 気象庁は、地下のマグマの動きを示す傾斜計などに変化がないため、今すぐにマグマを噴出させる大規模な噴火につながる事はないとしているが、引き続き火口から2キロの範囲に立ち入らないよう警戒を呼びかけている。