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「自分1人じゃ本当にまずい」2歳の息子育てるイモトアヤコ 周囲に「ヘルプ!」求めて切り替え……親になり感じる“おもしろさ”

2024年7月27日 11:00
「自分1人じゃ本当にまずい」2歳の息子育てるイモトアヤコ 周囲に「ヘルプ!」求めて切り替え……親になり感じる“おもしろさ”

現在2歳の息子を育てているイモトアヤコさん。同じく育児真っ最中のnews every.鈴江奈々キャスターが、親になり感じる“おもしろさ”について話を聞きました。育児で「ちょっと自分1人じゃ本当にまずい」と思った時に、周囲に助けを求めることで切り替えることができたとか。イモトさんが子育てで大事にしていることとは――。(全3回の第1回)

■育児を「楽しむ」という言葉がプレッシャーに

――母となって見る景色、感じるものに変化はありますか?

でもやっぱり責任感みたいなものが全然違いました。自分のこどもに関しては。今までこどもは手放しにかわいいものだったんですけど、ちょっと今「かわいい~!」だけじゃないというか。その子を18歳までしっかり責任持って育てあげるというので、ただただ手放しのかわいさじゃなくなったなっていうのもありますね。電車だったり、動物園だったり、いろんな気になる施設というのも全然今までと違います。

ご飯屋さんを選ぶにしても、遊びにいく場所も今まで大人だけで楽しもうというのではわけが違うというか。Instagramとかでも子連れのアカウントさんのお出かけとかをすごくフォローして「次ここいこ!」みたいな。

――育児を「おもしろい」と感じますか?

ようやく!今息子が2歳4か月、5か月になるんですけど、ようやくちょっとずつですけど。まだ1人目なので、最初は「楽しむ」っていう言葉だけが結構プレッシャーになっちゃって。「楽しめてない…」みたいな。「こどものちっちゃいうちってすぐ終わる、今しかない!」っていうのをいろんな方にも言われてるし、自分でも思うんですけど。

「今を楽しんで!」って結構声をかけていただくこともあって、それもありがたかったんですけど結構プレッシャーになっちゃって。「やばい、楽しめてない」って自分に気づいた時に「あれ?」ってなることが結構多くて。ようやくここ最近(息子が)ちょっと言葉もしゃべれるようになって、いろんな理解もできるようになって、楽しめるようになってはきていますけど、でも、全部が全部じゃないですね。大変だなってことが多かったりもします。

最近は、お風呂に一緒に入るんですけど、息子がお風呂のお湯をすごく飲むんですね。

――うふふ(笑)

すごく嫌なんですけど(笑)。ご飯も結構食べてくれるんですね。で、「おいしい?」って聞いたらご飯食べて「おいしい!」って言ってくれて。でもお風呂のお湯も同じテンションで「おいしい!」って言うんですね。ちょっと複雑ですよね。

最近は私が怒るもんだから「お風呂の水飲んじゃだめ!汚いよ!」って。(息子も)悪いって思ってて、隠れて飲むようになっちゃって。そういう時は成長してる…堂々と飲まなくなった。

――なるほど~(笑)

後ろ向いてこそこそ飲むようになって、そういうのはおもしろいなって。これが成長か!とか。そういう細かいことに気づけるようになったのは最近ですかね。

■「ちょっと1人じゃ本当にまずい!」イモト流HELP! の求め方

――育児って向き合ってみると大変だったり、つらいとか、プレッシャーとかもあると思うのですが、そういう時にどうやって乗り越えて、面白いに変換されているのか。心がけていることはありますか?

変換できないことも多いですけど、私はとにかくなるべく1人で抱えないようにして、結構「ヘルプ!」を言ってます。夫だけではなく、友達もそうですし、それこそ番組でお世話になっているアシスタントプロデューサーさんもそうですし、近くに住んでいる音声さんとかにも声かけたりして(笑)。

友達のお母さんが保育士だったりすると、そのお母さんに「助けてください」って言ったりとか。こどもと2人だけで切り替えられないときは、誰か違う方にヘルプしてもらって、ちょっと気分転換して、楽しいにかえて。その方の意見とかで、今の行動も「そういう視点なんだ」って思うと、ちょっと切り替えられたりして。「なるほど」というアドバイスをいただいて、なるべく切り替えるようにしてま
すけど、難しい。

――ヘルプの声をあげるって、すごく大事ですね。

思いっきり言いますね。

――最初それを言う時って「いいのかな?」とか迷いとかもあったと思うんですけど、そこは「えいや!」っていう感じですか?

そうです。「ちょっと自分1人じゃ本当にまずい!」って思った瞬間が多分あったんですよ。なのでこどもが3か月くらいの時に、友達のお母さんの保育士の方とかにも「ちょっと助けにきていただけますか?」ってようやく言えたんですけど。そこまではどっちかっていうと「自分や身内の範囲内でどうにかしなきゃ」って思いが強かったかもしれないですね。

退院してすぐ、鳥取が実家なんですけど、母が助けにきてくれてはいたんですけど、やっぱり自分の母だから結構つらく当たっちゃったりしたりして、甘えなんでしょうね。結構強く当たっちゃったりして。それでまた自己嫌悪に陥ってみたいなの繰り返していて。「このままじゃよくない!みんなによくない!」って思って、一回客観的に、一歩引いたちょっとだけ距離がある方に助けてもらうっていうのは、自分の中では結構ベストでしたね。

■「ウソをつかずに全部を伝える」

――イモトさんの中で今まさに大事にされていること、これから子育てしていくにあたって、心がけたい、大事にしたいということはありますか?

まさに今の私で言うと、ロケに結構復帰させていただいて、海外ロケ行くと1週間くらいは息子と離れるんですね。その間、夫の実家に息子を預けて私は(家を)空けるんですけど、「2歳でそういうことを頻繁にやるってことは結構どうなのかな?」って最初は思っていて、離れるのが最初は怖かったんですよ。

息子が寝ている間に家をすっと出るとか、わかんない感じでやってたんですけど、さすがに最近だと「よくないな」って思い始めて。なので、今は全部を伝えようっていうか、仕事に行って家をあけることは本当のことだし、しょうがないし、ごまかせないことだから、ちゃんとわかっていようがなかろうが、細かく伝えるようにしています。

「ママは海外のアメリカっていうところに今から7日間お仕事に行って、何日に帰ってきて、何日に必ず、必ず迎えにいくから、じいじとばあばと待っててね」っていうのを、理解しているかどうか分からないけど、ウソつかずに全てを伝えるようには心がけています。

で、(息子は)もちろん泣くし「やだ!自分も行く!」と泣くんですけど。それが正解かどうかは分からないですけど、なるべくこっちはウソつかずに全てを伝えようっていうのは心がけてますね。

――大事ですよね。それは分からないと決めつけずに対等な目線でちゃんと伝えるということでもありますよね。

そうですね。自分のこどもではあるけど、自分の分身でもなければ、もう彼は彼で1人の人間なので。なるべくそういう風に個人として扱いたいなっていう気持ちは今後も含めてありますね。

■飽き性だった子ども時代…...イモトさんの両親は

――イモトさんは鳥取で育って、イモトさん自身がそもそもどんな風に子育てされて育ってきたのかなってすごく興味があったのですが、ご自身が育ってきた環境が今の育児につながっているな、つなげたいなと思うことはありますか?

何でもやらせてくれました、うちの父と母は。結構私飽き性で「あれやりたい、これやりたい」ってすぐ言うんですけど、続かないんですよ。ピアノにしても何にしてもだけど、それを「こないだあんた、ピアノをやったのに、すぐだめだったじゃん」とか言わず、次やりたいって言ったことを結構、そのできる範囲内では全部やらせてくれたな、否定せずに、っていう感覚はありますね。

――そうなんですね!何でも応援してくれた?

そうですね。何でも…うんまあ芸人になることはちょっと隠してましたけど(笑)言いづらかったところはあったんですけど。

でも、わりかし否定はされなかった記憶はあります。何でもやらせてくれて、で、こっちは何でもかんでもすぐ、やっては飽き、やっては飽きを繰り返したんですけど。そこにあんまり罪悪感はないというか。「あ、これでいいんだ」っていうのをいまだにやってますね。すぐハマってはすぐ飽きて、すぐハマってはすぐ飽きてみたいなのはちっちゃい頃からの癖ですね。

――否定せずに応援してくれたということは、ご自身の子育てにもつなげたい部分はありますか?

あります!もちろんいろんな範囲内ではあるんですけど、やりたいって言ったことは全部やらせてあげたいですね。その選択肢を増やしてあげたいというか、そこはあるかもしれないな。最初はやりたいことも分からないじゃないですか、まだ触れたこともないと。なので、なるべくいろんなものに触れさせてあげたいなっていうのはありますね。


(第2回へ続く)