28日(火)朝は北日本で冷え込み強まる 強い霜にも注意を
28日(火)朝は、東北地方で冷え込みが強まり、氷点下となる所もありそうです。気象庁は、東北地方に「強い霜に関する気象情報」を発表し、強い霜や凍害による農作物への影響に注意を呼びかけています。
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28日(火)の朝は、高気圧に覆われて広く晴れるため、放射冷却の影響で冷え込みが強まります。朝の最低気温は、前日より低くなる所が多く、特に東北では5℃以上低くなって氷点下の冷え込みとなる所もあるでしょう。
この冷え込みで心配されるのが、霜による農作物への影響です。そもそも「霜」は、冷え込みによって空気中の水蒸気が凍り、地面や植物などの表面に付着するものです。
この霜が付くことによって、野菜や果樹が凍結して枯れてしまったり、傷んでしまうことがあります。これを霜害(そうがい)といい、低温によって作物が凍る凍害(とうがい)とあわせて、時に農作物にとって脅威となることがあります。
27日(月)午前、気象庁は、東北地方では28日(火)から30日(木)頃にかけて、最低気温が氷点下となり、強い霜や凍害のおそれがあるとして、農作物の管理に注意を呼びかけています。
また、午後6時半現在、霜注意報が東北から九州にかけての広い範囲に出されています。予想最低気温が氷点下となっていなくても、地面の付近は0℃を下回ることがありますので、農作物の管理に注意してください。
北日本では、朝は冷え込みが強まっても日中は気温が上がり、各地で4月並みの暖かさとなる見込みです。
服装で上手に調整し、体調管理にもお気を付けください。