酒井学長と澤田副学長の辞任が決定 日大で臨時理事会 アメフト部“廃部”は持ち越し
アメフト部の薬物事件の対応などをめぐり日本大学で29日、臨時の理事会が開かれ、酒井学長と澤田副学長の辞任が正式に決定しました。一方、アメフト部の廃部をめぐる議論については、結論が持ち越しとなりました。
関係者によりますと、日本大学では29日夕方、臨時の理事会が行われ、アメフト部の薬物事件の対応などをめぐり、辞任の意向を示していた酒井学長と澤田副学長の辞任が、正式に決まったということです。
辞任の時期は酒井学長が今年度末まで、澤田副学長については業務の引き継ぎ作業を行い年内に辞任するということです。
一方、廃部の方針が示されていたアメフト部については、理事会で様々な意見が出たということで、最終的な結論は来月開催の理事会に持ち越されたということです。
日本大学は30日、文部科学省に対し、ガバナンスの改善計画や関係者の処分について進捗を報告する予定です。