高級車「レクサス」などの窃盗をくり返したとして、男2人が逮捕・起訴されました。被害総額はおよそ1億6000万円で、盗まれた車は海外に輸出されたとみられています。

逮捕・起訴された自称・自営業の滝地峰稔被告ら2人は去年11月、大阪府枚方市の駐車場で、高級車の「レクサス」1台、およそ1200万円相当を盗むなどした罪に問われています。

警察によりますと、2人は「キャンインベーダー」という車の通信システムに侵入して、エンジンを始動させる特殊な機器を使って盗んでいたということです。

ことし4月には、盗まれた車が横浜港のコンテナ内で見つかっていて、海外に輸出する目的だったとみられています。

警察は、2人が大阪を中心に、ことし3月までの5か月間で高級車など40件あまり、およそ1億6000万円相当の窃盗をくり返した容疑を裏付け、検察庁に送致しました。

2人は警察の調べに対し、黙秘しているということです。