“左手ないサル”10日は東京・府中に出没 東北から170キロ超移動か…関東各地で連日目撃
都内に連日出没している“左手のないサル”。10日には東京・府中市に出没しました。
10日午後5時半ごろ、道路にちょこんと座る1匹のサル。その“左手”はありません。
“左手のないサル”、10日は東京・府中市に出没しました。
サルを目撃した人は…
サルを激撮 府中市郷土の森博物館 佐藤智敬さん
「しめ飾りを持って上の方で食べようとしていた。昆布とかがついているのでなめたりかじったり」
15分ほど滞在して去って行ったといいます。
その少し前には、西武多摩川線の終着駅「是政駅」周辺に出没。線路に入ったという情報もありますが、電車の遅延はなかったようです。
今年4月には東北・福島県でも“左手のないサル”は確認されています。同一個体か不明ですが、その姿は関東各地でも連日のように…
撮影者
「ケガしてるよ」
撮影者
「サルがいる、マジで?」
時には人を威嚇しながら移動し続けているのでしょうか。
目撃情報は日本テレビにも続々と寄せられています。9月25日、茨城県下妻市でも“左手のないサル”が目撃されていました。情報をたどると、福島・栃木・茨城・千葉・埼玉・東京の順に出没。170キロを超える距離を移動している可能性も考えられます。
日本モンキーセンター 高野智学芸員
「100キロ単位での移動はあり得る。野生のサルも街に出たいわけではないはず。迷い続けているのが実態に近いんじゃないか」
自治体は、見かけても近づかず110番通報するよう注意を呼びかけています。