１６日、台風１１号の影響で増水していた神奈川県平塚市の相模川で、係留されていた約９０トンの作業船が流され、１７日朝になって１キロほど離れた海岸に漂着しているのが見つかった。

　第３管区海上保安本部などによると、１６日午後７時半ごろ、平塚市を流れる相模川で、係留されていた約９０トンの作業船がアンカーロープが切れて流された。船は一時、所在がわからなくっていたが、１７日朝になって１キロほど離れた茅ヶ崎市内の海岸に漂着しているのが見つかったという。船には人は乗っておらず、油漏れなどもなかった。相模川は台風１１号の影響で増水していたということで、作業船は今後、台風による高波などが収まり次第、撤去されるという。