台風12号 九州の広い範囲で強い風
台風12号は九州の西の海上を北上している。九州では暴風や高波に警戒が必要。
台風はこの後、勢力を次第に弱めながら、九州の西から対馬海峡を通って日本海に進む見込みで、27日には熱帯低気圧に変わる見込み。すでに暴風域はないが、九州の広い範囲で強い風が吹いている。
台風の北上に伴い、26日夜は九州北部でも非常に強い風が吹き、海上は大しけになる見込み。予想される最大瞬間風速は九州で35メートル、海上の波の高さは6メートルとなっている。
また、台風の活発な雨雲がかかり、九州や奄美では27日明け方にかけて、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込み。暴風や高波に警戒が必要。