今年４月から６月までの外国人旅行者による日本国内での消費額が、８８００億円を超え、過去最高を更新した。

　観光庁によると、今年４月から６月までの間に外国人旅行者が日本国内で買い物するなどした消費総額は８８８７億円となり、四半期ごとの消費総額の過去最高を更新した。国別では、中国人旅行者の消費額が約３５８１億円と最も多く、全体の４割を占めている。また、中国人旅行者一人あたりの買い物代は、前年に比べ約４４％増加の平均約１７万３０００円で、「爆買い」と言われる積極的な消費傾向が続いていることが分かった。