噴火の様子に変化? 西之島の最新映像公開
活発な火山活動が続く小笠原諸島・西之島の最新映像が公開された。
先月31日の昼すぎに海上保安庁の航空機から撮影した映像では、西之島の山頂にある火口から噴煙が連続してあがっているほか、山の斜面には黄色の物質が大量に降り積もっているのが確認できる。硫黄成分とみられる。しかし、これまでのように大きな噴石を飛ばす爆発的な噴火はほとんど見られなかった。
同乗した火山の専門家は、「噴火の様子が変わってきている可能性がある」と指摘している。しかし、溶岩の流出は続いており、依然として火山活動は活発だという。また、この日は島の上空に雲が広がっていたため、面積の測定はできず、大きさの変化はわからなかったという。