避難長期化見据え、避難所に家電 桜島
鹿児島・桜島の噴火警戒レベルの引き上げから18日で4日。避難生活の長期化を見据え、避難所に冷蔵庫などの家電が運び込まれた。
桜島の噴火警戒レベルの引き上げから4日目。火口から3キロ以内に住む51世帯・77人への避難勧告は続いている。避難生活の長期化を見据え、鹿児島市は18日、避難所に冷蔵庫や洗濯機などの家電を運び込んだ。
一方、桜島の観測を続ける京都大学の井口正人教授は、GPSを使った調査の結果、島の東部・黒神町で大きな地盤の動きがあったことを明らかにした。
京都大学防災研究所・井口正人教授「8月15日の段階では5センチ動いた。わずか2~3時間のうちに5センチ動いている。全く違うことが起きている」
火口から3キロ以内では引き続き、火砕流や大きな噴石を飛ばす規模の大きな噴火に警戒が必要。