性病感染ウソ診断治療 49万円支払い命令
性病に感染しているとウソの診断をし、40代の男性患者に必要の無い治療をしたとして、東京地裁は東京・新宿にある病院の院長に約49万円の支払いを命じた。
この裁判は、都内に住む40代の男性が「新宿セントラルクリニック」で性病に感染してるとウソの診断を受け、不要な治療費を支払わされたとして男性院長を訴えていたもの。
19日の判決で東京地裁は「男性が性病に感染していたと診断する根拠はなく、故意による詐欺行為だと評価できる」として院長に約49万円の支払いを命じた。
原告の男性「私がそういった病気にかかっていなかったということが、公の場で認められて良かったと思います」
一方、クリニック側は「院長が診察中でコメントはできない」としている。