台風15号 全国で7人重傷、59人軽傷
台風15号による被害は九州・沖縄から中国・四国まで広い範囲にわたり、NNNの調べでは、全国で66人がケガをしていて、うち7人が重傷。
NNNのまとめによると、台風15号により、福岡県柳川市で60代の女性が屋根から転落して重傷となったほか、福岡県鞍手町で60代の男性が倉庫な屋根を補強中に倉庫が浮き上がって頭を強く打ち大ケガをするなど、全国で7人が重傷、59人が軽傷を負っている。
また、猛烈な風によって各地で家屋の被害も相次ぎ、熊本県の熊本城の中にある県の重要文化財「旧細川刑部邸」を囲う高さ2メートルの長塀が約70メートルにわたって倒壊した。家屋被害は全国で全壊が4棟、半壊が8棟、一部損壊は89棟に及んでいる。
さらに、強風による停電も相次ぎ、九州を中心に約92万3000戸で一時停電する被害となった。