アートディレクターの佐野研二郎氏がデザインした２０２０年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレム使用中止について、東京都の舛添知事は１日午後、「裏切られたという感じがする」などと述べた。

　舛添知事「きょうの調整会議を受けて、最終決断はＩＯＣと組織委員会ですから、その決定が下ればそれに従うというのが今の方針です。非常に信用の問題にかかわるし、私は佐野さんにきちんと説明をまずしてもらいたい。裏切られたという感じがする。２０２０年東京大会のエンブレムのイメージが非常に低下したというのは否めない」

　また、街の人からは様々な声が聞かれた。

　女性「最初はそんなことないと思ってたんですけど、あれだけ色々出てしまうと、そうだったのかなと残念に思います」

　男性「私は変えた方がいいと思います。似たようなものがあると間違いやすい」

　男性「佐野さんのエンブレムがいいか悪いかということよりか、みんなの気持ちがね。みんなで盛り上がるにはその方がいいかなと」