中止決定一夜明け…のぼりやポスター撤去
アートディレクターの佐野研二郎氏がデザインした2020年東京オリンピックとパラリンピックのエンブレムの使用中止が決定されてから一夜明け、各地で対応に追われている。
東京・港区の組織委員会の事務所入り口には、1日夜はエンブレムが掲げられていたが、2日朝までに撤去されていた。また、東京都の江東区役所でも、窓口の近くに設置されたポスターやのぼりが撤去された。
江東区の担当者「大会のエンブレムは大変に重要なものだと考えていますので、(次のエンブレムが)早期に決まればいいなと考えております」
一方、佐野氏は1日夜、ホームページ上にコメントを出したが、詳しい経緯が語られないままで、佐野氏の事務所は2日も佐野氏が来る予定はないと説明している。