排水作業が続く茨城・常総市から中継
町が水没した茨城・常総市では、ポンプによる排水作業が続いている。排水作業が行われている場所から右松健太キャスターが中継。
現在も孤立が続いている常総市役所から東に1キロほどの場所にいる。目の前では住宅が冠水し、辺り一面こういう状況が広がっている。足もとには何本もホースが伸びていて、ポンプで水を吸い上げ、このホースを通して、町にたまった水をこのように川に流す作業が行われている。町にはこういったホースがいくつも設置されていて、夜を徹して放水作業は続けられるという。
鬼怒川の堤防が決壊してから2日目の夜を迎えたが、停電のため町は真っ暗で、住民の不安につながると思われる。信号機もついておらず、本当に危ない。車はお互いスピードを落として、慎重に行き交っていた。
また、11日昼間に話をうかがった住民の方は、自宅に帰れたとしても、家の中は一面泥だらけで、家財道具は倒れてしまっているという状況だった。先の見えない片付けや泥を落とす作業に追われ、疲労の色が濃かった。11日夜、住民の方々は不安な非常に疲れた夜を過ごされることと思う。