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小規模噴火から一夜、阿蘇山の様子は?

2015年9月15日 7:32
小規模噴火から一夜、阿蘇山の様子は?

 噴火した熊本県の阿蘇山は、15日も噴火が継続していて、午前3時の観測で噴煙が100メートルまで上がった。噴煙をあげる阿蘇中岳の火口から約3キロ離れた阿蘇火山博物館前からくまもと県民テレビ・畑中香保里アナウンサーが中継。

 阿蘇中岳は14日午前9時43分に小規模な噴火を起こし、熊本県の広い範囲や福岡県の一部で降灰が確認された。この噴火によるケガ人は確認されていない。

 噴火警戒レベルは、これまでの「2」から「3」に引き上げられ、入山規制の措置が取られている。

 10キロ離れた麓の阿蘇プラザホテルでは対応に追われていた。

 阿蘇プラザホテル・稲吉淳一社長「風評被害が一番心配。9、10、11月は修学旅行で、首都圏からの団体客のキャンセルがくると1番の懸念材料」

 阿蘇山上の風は北西の方向に吹いていて、風下側では灰が降るおそれもある。