被災地で空き巣被害 消防団がパトロール
関東・東北の記録的大雨で鬼怒川が決壊した茨城・常総市で空き巣の被害が相次いでいることから15日、消防団が夜間のパトロールを行った。
常総市では、避難により住人が不在になった家を狙った空き巣の被害が相次いでいて、常総市に隣接する守谷市の消防団が15日夜から夜間のパトロールを始めた。車に乗って地域を巡回し、不審な人物がいないかを見回る。消防団では、パトロールを毎日続けることにしている。
一方、常総市は、川が決壊して大きな被害が出た三坂町・上三坂地区に、16日から、職員1人を常駐させることにした。市は、「被災者のニーズを速やかに把握して対応したい」と話している。