西之島の最新映像 火口内に“火砕丘”確認
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火山活動が続く小笠原諸島・西之島の最新映像が公開された。
16日に海上保安庁の航空機から撮影した映像には、火口から青白い火山ガスが断続的に放出され、硫黄と考えられるものが火口周辺の広範囲で確認できる。
さらに今回、火口内に噴石が積もった火砕丘が形作られているのが確認された。これは、火口内で爆発的噴火があった可能性を示すもので、活発な火山活動が続いていることを表しているという。
島の面積は波浪による浸食とみられる原因により、東京ドームの約58倍だった面積が57倍に減少したという。