広島拘置所 施設内部を初めて報道陣に公開
広島拘置所(広島市中区)が15日、施設の内部を初めて報道陣に公開した。
広島拘置所には現在、刑事被告人と受刑者合わせて約230人が収容されている。
この日は、拘置所内で行われた運動会や炊事場などが公開され、受刑者らの生活の様子が紹介された。また、広さ2畳半ほどの「単独室」も公開され、集団生活になじめない人がここを使っている。
広島拘置所・平井良樹処遇部長「絶対に必要な施設だが、社会に理解を得づらい。処遇なり、警備をしているところを見てもらいたい」
広島拘置所では今月24日(午前9時半開始)、17年ぶりに矯正展「ひろこうフェスタ」を開き、一般にも内部を公開して、理解を深めてもらいたいとしている。