経団連の十倉会長は布陣が決まった岸田新内閣に対して、コロナ禍での社会経済活動の活性化を第一優先にスピーディーに進めて欲しいと求めました。

経団連の十倉雅和会長は、閣僚２０人のうち１３人が初入閣という布陣について「フレッシュでやる気が感じられる」と述べた上で、コロナ禍での社会経済活動の活性化に第一優先で取り組むことを求めました。

また、新型コロナ対策を担当する厚生労働大臣、ワクチン担当大臣、経済再生担当大臣の３人ともが初入閣であることについては、次のように述べました。

経団連・十倉雅和会長「自民党、政府、行政の機構、全てチーム、組織でやっていると思う。そういう意味ではきちんとした継続性を担保して、スピーディーにやっていただきたい。必ずしもリーダーが３人変わって危ういということにはならない、ならないようにやっていただかなくてはいけないと」

また、岸田首相が衆議院選挙を今月３１日投開票の日程で行う意向を固めたことについて「スピーディーな判断」だと評価し、「これと同様に全てスピーディーにやっていただけたらと思う」と期待を示しました。