運動会中に“つむじ風”テント巻き上げる
砂ぼこりを巻き上げながら移動する“渦”。
9日の午前9時40分ごろ、愛媛県松山市の小学校で“つむじ風”の映像が撮影されました。突然の“つむじ風”に子供たちからは悲鳴があがり、避難する様子も…。一時、騒然となりました。
つむじ風が発生したのは松山市立浮穴小学校。この日、小学校ではちょうど運動会が行われていました。
撮影した保護者
「急にすごい“竜巻”が発生したので、ビックリして撮ったって感じです。途中で子供のことが気になって(撮影を)止めて、子供の方に走りました」
保護者が撮影した映像では、つむじ風の直径は1メートルほど。テントをはるかに超える高さで児童たちの目の前を通過。テントは固定されていましたが、風で巻き上げられ、倒れてしまいました。
浮穴小学校 村井成己校長
「おもしをつけていたんですけども、それが巻き上がったということなので、子供たちを避難させたんですけど、子供たちにけががなかったことが何よりだと思っています」
小学校によりますと、けが人はいなかったということで、運動会は予定通り続けられたということです。