北海道“竜巻”から一夜…のどかな風景一変
北海道東川町を襲った竜巻とみられる突風。被害から一夜明け、住民らは、倒壊した建物などの後片付けに追われました。
被害に遭った住民
「パッと見たら、すでにこういった物が飛んでいる。一瞬ですよね。あぜんとしました」
町内の公園でも、小屋が横倒しになっていて、神社の大きな木が根こそぎ倒れていました。公園にある炊事小屋も4棟、倒壊していました。
電柱8本が折れるなど、のどかな風景が一変してしまった東川町。割れた窓ガラスが太ももに刺さるなどして、男女2人が軽傷を負いました。
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気象台によりますと、現地では、4日、最大瞬間風速22.6メートルを観測したということです。
旭川地方気象台 山田豊次長
「電柱も折れるくらいだから、相当なものですよね。どういう現象でどう起こったかを調べる」
この突風の影響で、一時2300戸が停電しましたが、現在は復旧しています。