飲食店おそう突風…調査で竜巻と判断 青森
先月31日、飲食店を突風がおそいました。突風をもたらしたのは…。
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青空の中にのびる一筋の雲が、渦を巻きながら移動していきました。雲は、先月31日午前8時半過ぎの青森県深浦町で撮影されました。
同じ時間帯、町の飲食店では─。
風合瀬海岸かおりの店・坂崎京子さん
「屋根が飛ばされる音がバリバリって。中で1人でもう怖くて、悲鳴をあげてしまって、きゃーって感じで」
海をのぞみながら屋根付きのスペースで軽食が楽しめる店を突風がおそい、屋根を吹き飛ばしベンチが散乱したといいます。深浦町によりますと、被害はこの店1軒のみということです。
けが人はいませんでした。青森地方気象台は1日、職員4人を現地に派遣し調査しました。
青森地方気象台・小田嶋孝一防災管理官
「上空に雨雲が通っている状況ということで、突風が起きてもおかしくない」
その結果、突風をもたらしたのは、竜巻と判断したということです。