傾いたマンション 追加の地盤調査はじまる
横浜市の大型マンションが傾き、「杭(くい)」のデータが改ざんされていた問題で、工事の元請け会社の三井住友建設は19日から、傾いたマンションで追加の地盤調査を始めた。
地盤調査は、午前9時頃から始まっていて、19日はマンション敷地内の一部のフェンスや木を撤去したりする予定。
この問題は横浜市都筑区のマンションが傾き、建物を支える杭のデータが改ざんされていたことなどが、明らかになったもの。傾いている棟の少なくとも8本の杭が、固い地盤に十分に届いていないことがわかっているが、工事の元請けの三井住友建設は他の杭についても固い地盤に届いているか19日から追加調査を始めた。
調査では機材に取り付けたドリルを地中に差し込んで地盤の強さなどを調べることにしている。今回の調査は、今月いっぱい行われる予定だという。