データ流用 国交省が安全確認方法を決定
くい打ちデータの流用問題で国土交通省の対策委員会は25日、データ流用などが判明した360件について、これまで統一した基準がなかった建物の安全性を確認する調査方法を決定した。
過去の施工記録を書面で見て、くいが支持層に到達していることが確認できれば、実際に地面を掘るボーリングを省くことを認めていて、迅速な調査につなげる狙い。
国土交通省は、決定した調査方法を26日に自治体を通して、元請けなどに通知する予定で、調査結果についても、自治体で確認をした上で国土交通省に報告することを求めている。