給食で園児ら600人超が食中毒 入院多数
愛知県大府市の弁当製造施設が作った給食を食べた園児ら600人以上が食中毒を起こし、約30人が入院していたことが分かった。
食中毒発生の原因となったのは、大府市にある弁当製造施設「タマセイ キッズランチ」。愛知県によると、今月7日、8日にこの施設が製造し、配達した給食を食べた13の幼稚園や保育園の園児と職員、計618人が発熱や嘔吐(おうと)などの症状を訴えた。このうち、園児29人が当時入院したという。
検査の結果、給食を食べた園児とその職員24人からノロウイルスやサルモネラ菌が検出されたため、保健所は14日にこの店に営業禁止を命じた。
この施設は、「迷惑をかけて申し訳ない。保健所と相談し、改善をしていく」とコメントしている。