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佐賀大病院 初期診断に誤り“両足にまひ”

2015年12月28日 19:37
佐賀大病院 初期診断に誤り“両足にまひ”

 今年10月、佐賀市の佐賀大学医学部付属病院で医師が初期診断を誤り、患者の両足にまひなどが残ったことが分かった。病院は記者会見を開き謝罪した。

 大学病院によると、今年10月、両足のまひを訴える40歳代の女性について、診察した医師は通院歴などから精神疾患が原因ではないかと診断した。

 その後、女性は別の病院でMRI検査を受け、脊髄急性硬膜下血腫と診断された。女性は翌日、手術を受けたが両足やぼうこうなどに障害が残った。

 病院は「県民の信頼を損ねる事故をおわびし、初期診断を見直したい」と謝罪した。