北朝鮮“水爆実験”日本国内でも揺れを観測
北朝鮮が水素爆弾の実験を行い成功したと発表したが、日本国内でも実験による揺れを観測した。
気象庁によると6日午前10時30分頃、日本国内地震とみられる揺れが観測された。震源は北緯41.6度、東経129.2度の北朝鮮北東部だという。地震の規模を示すマグニチュードは5で震源の深さはごく浅い場所と推定される。
気象庁はこの地震の震源が過去に北朝鮮が核実験を行った場所に近かったため、地震の波形を詳しく分析したところ、何かが爆発した時にみられる波形の特徴であることや、2013年2月などに行った過去の3回の核実験の時と類似していたことなどから、通常、自然界で起きる地震とは異なるとしている。