特定外来生物ヌートリア捕獲、殺処分へ
今月9日、山口県周南市の山あいで南米原産のヌートリアが捕獲された。特定外来生物に指定されていて繁殖させないようにと12日、殺処分されることが決まった。
周南市栄谷の香津徹也さんが9日午後7時ごろ、管理している山のふもとにいるヌートリアを捕獲した。
南米原産のヌートリアは特定外来生物に指定されていて、県内では外来生物法に基づき山口市と岩国市、周防大島町で計画的に捕獲を進めている。その他の地域でも今は狩猟期間のため、ヌートリアもシカやイノシシと同じように捕獲することができる。
香津さんは12日、周南農林事務所に連絡し、ヌートリアは殺処分されることが決まった。
県自然保護課では、生息状況を確認するためヌートリアやアライグマなどを目撃したら情報提供してほしいと呼び掛けている。