北海道と青森で震度5弱 現地被害は…
14日午後0時25分頃、北海道と青森県で震度5弱の揺れを観測する地震があった。この地震により、北海道札幌市では高齢の女性2人が転倒してケガをしたという。
強い地震は正午すぎに発生した。震度5弱を観測した北海道浦河町の中心部にあるドラッグストアでは、大きな横揺れを感じて、ペットボトルや薬などが激しく散乱していた。
店員「かなり揺れましたね。長い間、揺れていたので」「横揺れがすごくて立っていられないような状況ですね」「酒がかなりの数が割れてしまった」
震度4を観測した道南の森町の住民の家では、家族で昼食中に揺れを感じ、混乱したという。水槽の水がこぼれるなどしたが、ケガ人はいなかった。
震度5弱を観測した北海道函館市では特急列車が一時ストップし、困惑する観光客などの姿が見られた。
この地震で、北海道では札幌市白石区で、95歳と86歳の女性がそれぞれ室内で転倒して頭を打ち、病院に搬送されたが、意識はあるという。