福島の放射線量測定 避難指示区域を中心に
原子力規制委員会は、福島県内での放射線量の測定について、避難指示区域を中心に行う方針を決定した。
福島県内には、福島第一原発の事故後、原子力規制委員会が設置した放射線量を計測するモニタリングポストが約3000か所あるが、原子力規制委員会はその配置について見直すことを決めた。
事故から5年がたち、放射線量が下がった地域のモニタリングポストについては数を減らし、避難指示区域には重点的に配置する方針。
避難区域のデータを詳細に収集することで、住民の帰還を支援したい考え。