２８日に東京マラソンが開催されるのを前に、警視庁は２４日、コースとなっている日本橋で不審物がないかなどをパトロールした。

　パトロールには警察官や地元の住民ら約４０人が参加し、コースとなっている日本橋交差点付近の約１キロを歩いた。植え込みなどに不審物がないか確認したり、通行人にビラを配って「不審者などを見かけたら１１０番通報してください」などと協力を呼びかけた。

　ボストンマラソンやパリなどでテロが相次ぐなか、今年の東京マラソンには過去最多の約３万７０００人が参加するということで、警視庁の早川剛史警備１課長は「官民一体で本番での警備に臨みたい」と語った。