震災で津波被害の郵便局 元の場所で開局
震災で津波の被害を受け、仮設店舗で営業していた宮城県亘理町の郵便局が、元の場所に新しい店舗を再建し、7日から営業を始めた。
荒浜郵便局・佐藤康幸局長「地域のみなさまに愛され、心のよりどころとなるように頑張っていきたい」
7日は亘理町の荒浜郵便局の開局を祝い、セレモニーが行われた。荒浜郵便局は津波の被害を受け、1年間休業したあと、4年間、仮設店舗で営業を続けていた。その後、店舗を元の場所に作り直し、7日から営業を始めた。
被災した宮城県内の郵便局で、新設した店舗での営業開始は3店舗目。県内では現在も8店舗が仮設店舗での営業を続けているほか、17店舗が休業している。
日本郵便東北支社では「自治体の復興状況などを見ながら、順次、店舗を作り直していきたい」と話している。