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気象庁の検討会「長周期地震動」情報発表へ

2016年3月17日 18:20
気象庁の検討会「長周期地震動」情報発表へ

 「長周期地震動」によって大きな揺れが予測される場合に警戒を呼びかける。

 「長周期地震動」は震源から遠く離れた高層ビルをゆっくりと大きく揺らす現象で、5年前の東日本大震災でも観測された。気象庁は「長周期地震動」について、揺れの大きさに応じ4つの階級に分けているが、17日の検討会で、この「長周期地震動」によって大きな被害が出る恐れがある「階級4」や「階級3」の揺れが予測される場合に予測情報を発表して警戒を呼びかけることを決めた。

 緊急地震速報と、ほぼ同じタイミングで発表する方針だが、内容や発表の時期について引き続き議論を続けることにしている。