北海道新幹線“金属片”で緊急停止していた
先月開業したばかりの北海道新幹線が今月1日に、青函トンネル内で緊急停止していたことがわかった。
JR北海道によると今月1日、新函館北斗発東京行きの北海道新幹線が、青函トンネル吉岡定点付近を走行中、運転士が赤信号に気付き非常ブレーキをかけた。すぐに青信号に変わり車両は次の駅に2分遅れで到着した。点検の結果、新幹線のレールと幅が違う在来線のレールとの間に6センチほどの金属片が見つかった。
この金属片により新幹線の運行システムが在来線の貨物列車が走行していると誤って認識し、信号が赤に変わったとみられている。
JR北海道は「公表基準より列車が遅れず影響も小さかった」として、公表していなかった。