桜散る嵐 西日本中心に暴風・高波に警戒を
7日は低気圧の影響で荒れ模様となっており、西日本を中心に暴風が吹き荒れている。午後は東日本でも荒れた天気になりそうだ。
長崎県では、7日明け方から強い風が吹き、最大瞬間風速は午前11時までに、長崎で29.3メートル、雲仙岳で35.2メートルを観測した。この風の影響により、長崎市内では倒木などの被害も発生している。また、熊本県でも雨や風が強まっており、阿蘇山では午前11時までに、43.9メートルの猛烈な風を観測した。さらに海上では波も高く、7日は大潮でもあるため、沿岸では高潮も発生している。
一方、東京都心では、桜の満開からほぼ1週間たっているが、7日は桜に雨が降り注いでいる。午後には南風も強まる見通しで、この雨や風により、都心の桜はかなり散ってしまうかもしれない。7日夜にかけて、強い雨や強い風に注意が必要。