SNSなどで犯罪被害の児童数が過去最多に
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去年、ツイッターなどのインターネット交流サイトで犯罪被害にあった児童は1652人で、過去最多を更新したことが、警察庁のまとめでわかった。
警察庁によると、去年1年間で、ツイッターやフェイスブック等のインターネット交流サイトを利用して犯罪被害にあった18歳未満の児童の数は、前年より約16%増えて1652人に上り、統計を取り始めた2008年以降、最多となった。中学生以上が約95%を占めるが、10歳の少女も4人いた。
被害で一番多かったのは、青少年保護育成条例違反の淫行などで、全体の約4割、次いで児童ポルノが約3割、児童買春が約2割。また、被害児童のうち764人を調査したところ、約95%が有害サイトをブロックするフィルタリングを使っていなかったということで、警察庁は普及を更に促進したいとしている。