熊本で震度7 益城町で2人の死亡確認
【熊本で震度7】今回の地震の被害まとめ。
■被害
熊本県によると今回の地震で、益城町で2人の死亡が確認されたという。このうち1人は火災で、1人は建物の下敷きになったという。また、1人が心肺停止の重体だという。ケガ人については情報収集を急いでいる。
警察庁によると15日午前1時現在、建物の倒壊や生き埋めなどが少なくとも11件確認されているという。また総務省消防庁によると避難所の屋根が2カ所で崩落しているという。この屋根の崩落で、ケガ人は確認されていないということだが、避難所の場所を変更したという。
地元消防によると上益城郡御船町・上野と上益城郡御船町・田代で建物火災が発生しているという。また、益城町惣領ではガス漏れが多数発生しているという。
八代市では、40歳の男性が自宅の階段から転倒し左足を骨折する重傷だという
■停電
経済産業省によると、14日午後10時20分現在、九州電力管内では現在約1万6000戸が停電しているという。
■原発
一方、九州電力によると、鹿児島県にある現在稼働中の川内原発について、原子炉が緊急停止するなどの異常は確認されていないという。また、現在停止している佐賀県の玄海原発についても、異常は確認されていないという。