熊本で震度7 被害まとめ 午前2時
【熊本で震度7】今回の地震の被害まとめ。
■被害
熊本県などによると今回の地震で、益城町で2人の死亡が確認された。1人は火災で、1人は建物の下敷きになり死亡したという。また、1人が心肺停止の状態だという。このほか、益城町では生き埋めや下敷きになっている人が4人確認されている。また、ケガ人については、情報収集を急いでいる。
警察庁によると午前1時現在、建物の倒壊による生き埋めなどが少なくとも11件確認されているという。
また、総務省消防庁によると避難所の屋根が2カ所で崩落した。この屋根の崩落で、ケガ人は確認されていないということだが、避難所の場所を変更したという。益城町惣領ではガス漏れが多数発生しているという。
■停電
経済産業省によると、14日午後10時20分現在、九州電力管内では約1万6000戸が停電しているという。
■原発
一方、九州電力によると、鹿児島県にある現在稼働中の川内原発について、原子炉が緊急停止するなどの異常は確認されていないという。また、現在停止している佐賀県の玄海原発についても、異常は確認されていないという。