九州に雨雲がかかり始めている。１７日の明け方にかけて大雨となるおそれがあり、土砂災害に警戒が必要。前線を伴った低気圧が発達しながら進むため、九州は１６日夜から広い範囲で大気の状態が不安定となり、雨雲が発達する見込み。

■雨の予想
　九州は夜になると各地で雨が降り出し、１７日の未明から明け方にかけて局地的に非常に激しい雨が降りそうだ。１７日昼までの予想雨量は、熊本で１５０ミリと予想され、平年４月の１か月に降る量が１日で降るおそれがある。揺れの大きかった地域では地盤が緩んでいるため土砂災害に特に警戒が必要。

　また、九州北部では１７日にかけて、陸上で３５メートルの最大瞬間風速が予想され、暴風にも警戒が必要。

■九州の天気
　１６日夜は各地で雨が降り出し、次第に本降りの雨になるだろう。南よりの風も強まりそうだ。１７日午前中は各地で雨が降り、明け方にかけて、雷を伴って非常に激しく降る所があるだろう。熊本でも、明け方までは１時間に４０ミリの激しい雨が降る見込み。土砂災害や暴風に警戒が必要。