【熊本地震】死者41人(NNNまとめ)
熊本県や大分県で発生した一連の地震で、NNNのまとめではこれまでに41人が死亡している。ケガ人は熊本県内で約1000人、大分県内で少なくとも13人に上っている。
熊本県によると、16日に震度6強を観測した南阿蘇村では男女11人が行方不明となっており、自衛隊や消防などが捜索している。
南阿蘇村では建物の倒壊が相次ぎ、東海大学の学生が生き埋めになるなど、これまでに7人の死亡が確認されている。また大規模な土砂崩れで阿蘇大橋が崩落し、東海大学の体育館では学生や地域の人など、約1000人が一時、孤立状態となっていたが、孤立状態はほぼ解消したという。
熊本県や大分県の14の市町村で避難指示や避難勧告が出され、NNNの調べでは熊本県内だけで約18万3000人が避難所に避難している。県内では7万8300戸で停電、ガスは10万5000戸で供給がストップ、断水は熊本市内だけでも32万世帯で続いている。