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【熊本地震】900件超に立ち入り『危険』

2016年4月20日 16:47

 国土交通省は、今後の地震で倒壊などの危険性がある建物が、益城町と熊本市で少なくとも919件に上ることを明らかにした。

 国土交通省によると、益城町と熊本市で建築士などが建物ごとに安全性などを判定していて、19日までに判定を終えた1737件のうち今後の地震で倒壊やガラスの損傷などの可能性があり立ち入りが『危険』と判断された建物は半数以上にあたる919件に上っているという。また、立ち入りに注意が必要な『要注意』と判定された建物は、30パーセント近くにあたる506件だった。

 判定を終えた建物については、立ち入りが『危険』が赤色、『要注意』が黄色、被害が少なく使用が可能と判定された建物には緑色のステッカーを貼って注意を呼びかけている。

 この判定作業は引き続き益城町と熊本市で行われ、今後は他の被災市町村でも行われる予定。

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