先月、日本を訪れた外国人旅行者数が、ひと月としては初めて２００万人を突破した。

　観光庁によると、今年３月の訪日外国人旅行者は約２０１万人となり、ひと月としては初めて２００万人を突破した。これで、２０１５年度の旅行者数の総計は２０００万人を超え、約２１３６万人になったという。

　花見シーズンに合わせて訪日した旅行者が多かったことや、中国に加え、イギリスなどからの大型クルーズ船の入港が増えたことが要因だという。

　一方で、熊本や大分で続いている地震の影響で、中国や韓国の旅行会社から九州地方へのツアーでのキャンセルが現段階で７０００人規模で出ているとして、観光庁は影響を最小限に抑えるため正確な情報の発信を続けていく必要があるとしている。