熊本県内に大雨洪水警報 二次災害のおそれ
大きな被害をもたらした熊本地震から1週間となった21日、避難生活が長引く中、熊本県内に大雨洪水警報、県内の一部には暴風警報も出され、二次災害が心配されている。
南阿蘇村の役場付近では、21日午前10時ごろから雨が強くなり、打ちつけるように激しく降っている。約2500人態勢で夜通し続けられた捜索は午前4時すぎ、雨で中断となり、捜索現場に近づくことはできなくなった。捜索にあたる自衛隊員も無念さをにじませている。
また村は、土砂災害の危険が非常に高まっているとして、1629世帯3900人に避難指示が出ている。熊本県内でも、7市町村で6600人以上に避難指示が出されていて、気象台は大雨洪水警報を出し、土砂災害への警戒を呼びかけている。