自衛隊、22日は地上での捜索行わず

熊本地震は発生から9日目を迎えた。連絡が取れなくなっている2人の捜索は、21日の激しい雨の影響で22日に再開するのは難しい見通しとなっている。熊本県南阿蘇村からNNN取材団の清家康広アナウンサーが伝える。
南阿蘇村では依然として2人と連絡が取れていない。南阿蘇村高野台には22日朝、警視庁の機動隊員120人が現場付近で捜索を再開できるのか調査した。
自衛隊は、数人の隊員を高野台に派遣して現場の状況を確認させるなどし、22日の捜索が可能か検討したという。ただ、21日の雨で土砂が水を含み、土砂崩れが起きてもおかしくない危険な状態で、22日午前9時に、地上での捜索は行わないことを発表した。
一方、熊本市ではボランティアの受け入れが午前11時から始まる。避難所での手伝いをするほか、支援を必要とする人を探すためチラシを配るなどする。受付時間は、22日午後1時まで、23日以降は午前9時から正午まで。