新エンブレムはA案「組市松紋」に正式決定
2020年東京オリンピック・パラリンピックの新エンブレムは、最終候補4作品の中からA案が選ばれ、正式決定された。
選ばれたA案の『組市松紋』は、江戸時代に「市松模様」として広まったチェックのデザインを日本の伝統色である藍色で粋な日本らしさを描いた作品。形の異なる四角形を組み合わせ、国や文化・思想などの違いを超えてつながり合うデザインに、「多様性と調和」のメッセージが込められている。
A案は25日午前11時からの最終選考で、エンブレム委員21人が最終候補4作品の中から多数決で選んだもので、午後2時から行われた理事会で承認され、新エンブレムに決まった。午後3時過ぎにお披露目された後、午後4時過ぎからは、デザインした制作者の会見も予定されている。