熊本地震2週間 依然3万8千人が避難生活
熊本地震は28日で発生から2週間を迎え、震度1以上の地震の回数は1000回を超えた。今も3万8000人あまりの人が避難生活を送っている。
熊本地震では、これまでに49人が死亡し、県によると、避難生活などの負担が原因とみられる震災関連死は16人に上っている。避難者数は、28日午前の時点で3万8000人あまりで、避難生活が長期化し不安の声も上がっている。
熊本では28日も震度4の地震があるなど、震度1以上の体に感じる地震が、28日朝、1000回を超えた。繰り返される地震への警戒が続く。
一方、熊本市では民間の賃貸住宅を借り上げ住宅の被害を受けた人に最長で2年間、無償で提供する「みなし仮設住宅」の受け付けが28日から始まった。
説明会の参加者「2年間だけでも家賃が無料になればうれしい。その間に余力をつけたい」
家屋の被害が「全壊」、または「大規模な半壊」の人たちが対象で、条件が合えばすぐに入居できるという。