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宮城沿岸部初 仮設住宅が閉所

2016年4月28日 21:03
宮城沿岸部初 仮設住宅が閉所

 東日本大震災から5年以上が経過する中、宮城県沿岸部の自治体では初めて、岩沼市内の全てのプレハブ仮設住宅で入居者がいなくなり、28日、閉所式が開かれた。

 宮城県岩沼市では市内3か所に384戸分のプレハブ仮設住宅が整備され、最も多い時で、1000人余りが暮らした。閉所式は市内最後の入居者が27日に転居した事を受けて行われ、元住民が長年過ごした仮設住宅への思いを話した。

 元住民の代表「仮設住宅には私たちの涙や笑顔、感動や感謝、そして、夢や希望が詰まっている」

 宮城県沿岸部の市や町でプレハブの仮設住宅が全て閉鎖されるのはこれが初めてとなる。