学校再開前に避難所集約の動き加速 熊本市
熊本地震は、震度1以上の揺れが1300回を超えた。今も1万4000人以上が避難生活を強いられているが、学校が本格的に再開するのを前に避難所を集約する動きが加速している。
避難所の集約は、避難している人の環境の改善や小・中・高校を再開するために進められている。熊本市湖東中学校では8日朝、拠点避難所に移るため避難者が荷物を片付け、自力で移動するのが難しい人は、市が用意したバスで移動した。
拠点避難所の熊本市総合体育館には、段ボールで間仕切りが設けられていて、到着した避難者は割り振られたスペースでさっそく寝床の準備をしていた。
一部の避難者は学校に残るが、熊本市は155ある避難所を、8日までに18の拠点に集約することを目指している。